研究ではc++を用いてコードを書いている私ですが
一応,学部で情報分野を学びましたが,プログラミングにはあまり明るくありません.
研究活動を通じて,プログラムを書く機会が増え
もっと便利な書き方とか,他の言語とかってないのかな〜
と思い,だらだらとwebを徘徊していると何やらC++11なる存在を知りました!
C++の日本語リファレンスによると
C++11とは、2011年8月に改訂され、ISO/IEC 14882:2011で標準規格化されたC++バージョンの通称である。 前バージョンであるC++03からメジャーバージョンアップされ、多くの有用な機能が追加された。 このバージョンは、策定中はC++0xと呼ばれていた。これは、2009年中までに策定を完了させることを目指して、下一桁を伏せ字にしたものである。
とのことで,様々な機能追加が行われたC++ようです.
新しい物好きな私には持ってこい(依然としてC++言語を使いこなせていない)
ということで,C++11を今回導入してみました.
導入端末構成は
- ubuntu 14.04
- gcc
となっております.
GCCコンパイラを利用しているので,コンパイラをアップデートすることで
C++11に対応することが可能なようです.
まず,現状のコンパイラバージョンを確認.
gcc --version
g++ --version
私の環境で4.6バージョンでした.
これを4.8以上にすることでC++11が利用出来る様になるので
sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-toolchain-r/test
sudo apt-get update; sudo apt-get install gcc-4.8 g++-4.8
sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-4.8 20
sudo update-alternatives --install /usr/bin/g++ g++ /usr/bin/g++-4.8 20
sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-4.X 10
sudo update-alternatives --install /usr/bin/g++ g++ /usr/bin/g++-4.X 10
とコマンドを叩き,導入・4.8バージョンの優先度設定を行いました.
(4.Xは確認したバージョンに読み替え)
再度バージョンの確認を行うと4.8にバージョンが上がっていることが確認出来ました^^
コンパイラの際には
g++ hoge.cpp -std=c++11 -o hoge
とオプションを渡すことで,コンパイル出来ました.
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